国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では、公募予告をしていた「太陽光発電導入拡大等技術開発事業/循環型社会構築リサイクル技術開発」について、第2回公募を行うと発表しています(関連トピック)。
今回の公募では、「研究開発項目Ⅳ 循環型社会構築リサイクル技術開発(助成事業)」について募集が行われます。
(1)太陽電池モジュール分離処理技術開発(助成)
(2)マテリアルリサイクル技術開発(助成)
研究開発項目IV:循環型社会構築リサイクル技術開発(助成事業)
①太陽電池モジュール分離処理技術開発(助成事業)
予見される太陽電池モジュールの大量排出時代において、リサイクルを促進するため、資源回収率を維持しながら、分離処理コストの更なる削減と大量処理に貢献する技術を開発する。また、普及拡大が期待される建材一体型、シースルー型等の新しいタイプの太陽電池モジュールや災害で破損した太陽電池モジュール等の分離処理技術の汎用性を拡大する。②マテリアルリサイクル技術開発(助成事業)
引用元:NEDO公募要領から抜粋
太陽電池モジュールを由来とするシリコンやガラス等のマテリアルリサイクル技術開発に取り組み、原料化を含めた新規用途開拓を行う。
太陽光発電の新たな技術開発指針「太陽光発電開発戦略2025(関連トピック)」では資源循環型の社会構築が重要な目標の一つとして掲げられており、ペロブスカイト太陽電池のリサイクルなども含めて新たに5年間の予定で実施されます(関連トピック)。
今後の技術開発の動向と実用化に向けた取組みに注目する必要があります。