太陽光パネルのリサイクル事業者や行政動向、最新情報を掲載

NEDO:「NEDO再生可能エネルギー分野成果報告会2025」の資料公開

NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)では、太陽光発電主力電源化推進技術開発が2020~2024年度の5年間のプロジェクトとして実施され、「NEDO再生可能エネルギー分野成果報告会2025」が実施されました関連トピック①関連トピック②

太陽光パネルリサイクルの関連して実施された『太陽電池モジュールの分離・マテリアルリサイクル技術開発』に関連して発表資料が公開されています。

太陽電池モジュールの低温熱分解法によるリサイクル技術開発(トクヤマ)スライド発表動画ポスター

  • 分解処理コスト『2.06円/W(目標:3円/W以下)』、マテリアルリサイクル率『88%(80%以上)』を達成
  • 投入から選別までの全体工程の全自動化を完成、熱分解の処理速度15枚/hrを達成
  • 熱分解処理後のガラス5tをフロート板ガラス向けリサイクル実証試験を実施し、製品化に成功
  • ダメージパネルのガラスの処理工程の実証
  • セルからのシリコンリサイクル実証を検討

結晶シリコン及びCIS太陽電池モジュールの低環境負荷マテリアルリサイクル(ソーラーフロンティア)ポスター

  • 結晶シリコン型太陽電池およびCIS型太陽電池モジュールのマテリアルリサイクルプロセス開発
  • 200MW/年の大型処理施設にて処理を行う前提で『マテリアルリサイクル率92%』『リサイクルコスト2.7円/W(35.7 円/kg)』の試算結果
  • カバーガラスのコンクリート骨材用途においてJISの製品規定をクリア、みやざきリサイクル製品認定へのエントリー可能なことを確認

また、NEDO先導研究プログラムにおいて実施されたリサイクル性の高い太陽電池モジュールの開発に関連して、成果資料も公表されています。

NEDOでは引き続き「太陽光発電導入拡大等技術開発事業/循環型社会構築リサイクル技術開発」が2025年度~2029年度で実施されています。
太陽光パネルのリサイクル推進が求められる中、これらの成果が実際のリサイクル技術に活用ていくことが期待されます。

参考資料