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三重県:使用済み太陽光パネル排出実態等調査業務委託の企画提案コンペを開催

三重県は「令和5年度使用済み太陽光パネル排出実態等調査業務委託の企画提案コンペ」を開催すると、WEBサイトで発表しています。

委託業の目的や内容について、以下の通りに説明されています。

1 委託業務を行う目的
 太陽光発電設備の普及に伴い、本県における導入量は全国でも上位となっており、今後使用済み太陽光パネルの廃棄量が増加することが見込まれています。こうした中、使用済み太陽光パネルのリユース・リサイクルによる資源循環が求められている一方で、県内におけるこれらのリサイクル設備の導入は進んでおらず体制が整っていません。また、これらの排出源は多様で、具体的な排出実態やリユース・リサイクルを含む処理の状況は不明であり、資源循環に関わる事業者の参入障壁となっています。
 こうした背景のもと、本業務は、使用済み太陽光パネルの県内における排出状況や処理実態を把握し、将来の排出量を推計するとともに、リユース・リサイクルを実施する上での事業性や課題を整理することにより、使用済み太陽光パネルの資源循環に向けた仕組みづくりに資することを目的とします。

引用元:三重県

現在、多くの自治体でリサイクル設備の導入に対して補助事業が行われていますが、地域の太陽光発電の導入状況や将来の排出量推計などに着目した調査事業は珍しいものとなります。

これまでの国やNEDO、および民間などで行われた調査研究の結果を十分に反映させる形で調査業務を進められ、本事業で得られた成果・知見が他の地域でも活用されることが望まれます。

参考資料