海外ニュースダイジェスト Vol.23 ～オランダ、太陽光パネルのリサイクル料金を値上げ他

2023-03-07 海外

海外で取り上げられている太陽パネルリサイクル関連のニュースや記事などを、不定期に紹介していきます。
特に脈絡や関連性などに拘らず、海外メディアで報じられているニュースやSNSで関心の大きいもの、内容の充実したコラムやブログ記事などを取り上げていきます。

興味のあるニュースは、元リンクから是非ご覧ください。

オランダ政府は、輸入業者が国内の顧客に太陽光パネルを販売する場合のリシア来る料金を、7月1日から1トン当たり40ユーロに引き上げる計画を発表したと、報じられています。

太陽光発電分野における循環型経済を実現するために欧州7カ国・15機関から成るCIRCUSOLは、持続可能で循環型経済を実現に向けた政策ガイドラインを公開しています。

2023年2月8日に開催された『2023 Solar Alberta Solar Show』の中のプログラム『Solar PV Reuse & Recyling』でのアルバータ州リサイクル管理局（ARMA）のオンラインセミナーが公開されています。

再生可能エネルギーの普及に向けたアフリカとヨーロッパの長期的なパートナーシップ構築を志向する『LEAP-RE プログラム』は、使用済太陽光パネルの環境負荷低減を目指す取組み『SIREVIVAL』が進んでいます。

フィンランドの研究グループが、次世代の太陽電池として開発が進むペロブスカイト太陽電池に関してリサイクルの収益性はその構造に依存する可能性があると指摘しています。

Eco-design for perovskite solar cells to address future waste challenges and recover valuable materials (Available online 9 Feb 2023 | Elena S. Akulenko, Mahboubeh Hadadian, Annukka Santasalo-Aarnio, Kati Miettunen)

東京大学・早稲田大学他の研究グループが、使用済太陽光パネルの物理的方法によるライフサイクルアセスメントを実施し、検討されている方法の有効性が確認されています。

Prospective life cycle assessment of recycling systems for spent photovoltaic panels by combined application of physical separation technologies (Available online 14 Feb 2023 | Aya Heiho, Izuru Suwa, Yi Dou, Soowon Lim, Takao Namihira, Taketoshi Koita, Kazuhiro Mochidzuki, Shinsuke Murakami, Ichiro Daigo, Chiharu Tokoro, Yasunori Kikuchi)

ポーランドの研究グループが、太陽光パネルのリサイクルプロセスにおいて環境に影響を与える主なコストは輸送であることに着目し、設置場所での太陽光パネルのリサイクルの可能性を、経済性と環境安全性の観点から分析しています。

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