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愛知県:「あいちサーキュラーエコノミー推進プラン」を策定

愛知県では、サーキュラーエコノミーへの転換と3Rの高度化による循環ビジネスの進展を目標に「あいちサーキュラーエコノミー推進プラン」を策定したと発表しました。

1 策定の趣旨
 天然資源の枯渇、廃棄物量の増加、プラスチックによる海洋汚染及び気候変動問題の顕在化などが人類の喫緊の課題となっている中、県内産業のサーキュラーエコノミーへの転換を推進することで、循環型社会の形成を目指し、脱炭素、自然共生、経済成長、健やかで幸せな暮らしなど、持続可能な社会へとつなげていきます。
2 計画期間
 2022年度から2031年度までの10年間
3 目標
 サーキュラーエコノミーへの転換と3Rの高度化による循環ビジネスの進展

引用元:愛知県

今後の施策として、県内の産業特性を活かしたサーキュラーエコノミー推進モデルの展開、循環ビジネスの振興支援や人材育成・情報発信など、プロジェクトチームを設立しモデルの具体化を推進されるとあります。

あいちサーキュラーエコノミー推進プラン(1)
引用元:愛知県

太陽光パネルに関しては、愛知県によればFIT導入容量が全国3位(2021年9月末)、うち住宅用では全国1位となっています。

将来の大量廃棄に備える必要が指摘されており、県内での処理体制構築やリユース製品としての活用、広域的な取組を進めるとともに、再生ガラスの循環利用の用途開発に力を入れていきます。
また太陽光パネル等の有効な循環利用を進めるため、DXやGXを踏まえたサーキュラーエコノミー推進モデルも展開するとあります。

< 取組例>

① 太陽光パネルのリユース
 使用済み太陽光パネルのリユースに向けた品質判定基準を定め、撤去・回収業者と流通・小売業者が共有。また、リペア、リユース、リサイクルに仕分けるビジネスを創出。これらによりリユース品を利用しやすい環境を構築。

② 太陽光パネルのリサイクル 設計・生産 回収 リサイクル
 リサイクル業者が連携し、大量排出時における使用済み太陽光パネルの受入態勢の構築や、 太陽光パネルの6割を占めるガラスの用途開発により、 資源化率が高いリサイクルを展開。 また、リサイクル過程で得られたノウハウやデータをメーカーや流通業者等と共有し、リサイクルしやすい太陽光パネルを生産。

引用元:愛知県

太陽光パネルのリサイクル・リユースの取組みは、今後詳細が具体化され推進されることになります。既に太陽光パネルの国内メーカーの撤退が進む中ではメーカーとの取り組みには期待できませんが、地域の事業者を主体とした資源循環の枠組みは今後さらに重要性となります。
全国の地域・自治体のモデルケースになるような取り組みが期待されます。

参考資料