太陽光パネルリサイクルの情報を掲載しております。

海外ニュース:日印首脳、エネルギー協力の拡大に合意

日印両首脳は、2022年3月19日にインドのニューデリーで会談を行い、緊迫するウクライナ情勢やインド太平洋地域の安全保障に関わる協議の加えて、今後の経済協力においてパートナーシップの強化を進めていく目標で一致しました。

経済協力として今後5年間で官民あわせて対印投資5兆円目標を掲げられており、再生可能エネルギー分野を含むエネルギー全般でのパートナーシップも謳われています。環境分野でも、太陽光パネル等のリサイクルに関して官民での協力を進めていくと発表されています。

5. Under this Partnership, both sides agree that cooperation may also be pursued in other areas including through collaboration between leading research institutions and private sector of both countries for practical steps in accordance with their respective energy transition plans viz.

 Disposal, recycling and reclamation of useful material from batteries, solar panels, turbine blades and electronics;

引用元:インド外務省

インドでは、2030年までに280GWの太陽光発電を設置するという野心的な目標がある一方で、2030年末に34,600トンを超える廃棄パネルも予測されており、日本国内同様に使用済パネルの適切な処理が課題となっています。

太陽光パネルのリサイクルに関しては、これまで国内向けの回収システムや技術開発が行われてきましたが、同じ課題を有する世界各国へのシステム・技術輸出といった視点での議論が活発になることが期待されます(参考トピック)。

参考資料