中小企業庁は、ものづくり基盤技術及びサービスの高度化を図ることを目的として、中小企業者等が大学・公設試等と連携して行う研究開発を支援する『成長型中小企業等研究開発支援事業』を実施しています。
令和8年度の採択結果が公表されており、太陽光パネルのリサイクルに関する研究開発も採択されています。
研究開発計画名
水平リサイクルを実現する使用済み太陽光パネルの非破壊分解技術の開発研究概要
使用済太陽光パネルは2030年後半には排出量が国内だけでも年間最大50万トンに達すると予想される。リサイクル費用は埋立処分費用に対し4から6倍高い。本研究開発では低温熱分解処理法(450度以下)により、回収設備費・光熱水費を低減し銀・シリコンなどの有価物の回収品質を向上させて分解処理コスト1キロワット当たり2,000円以下を実現し、リサイクル費用を埋立処分費用と遜色ない水準とし、リサイクルの促進に貢献する。主たる中小企業者等
株式会社桧鉄工所連携している大学・公設試等
国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学主たる研究等実施場所
引用元:経済産業省 四国経済産業局から一部抜粋
愛媛県
低温熱分解処理法により、銀・シリコンなどの有価物の回収品質の向上と処理コスト低減を目指すとされています。
中小企業庁による『事業再構築補助金』や『ものづくり補助金』を活用して、太陽光パネルのリサイクル設備導入や関連事業の取組みも採択されています(79社採択、PVリサイクル.com®調べ)。
中小企業による技術開発に特化した支援事例はまだ少ないことから、特徴ある技術開発の成果が期待されます。