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Horizon Europeが資金提供する太陽光パネルのリサイクルプロジェクト『EVER PV』は、EU内の太陽光発電廃棄物の流れを調査するファクトシートを公開しています。
本報告書では、使用済太陽光パネルの急増に対応するために適切な政策、インフラやデータベースの構築を行うことで、持続可能な成長と資源自立に向けた戦略的機会に変えることができると提案されています。
EU、スイス連邦教育研究革新省(SERI)および英国研究革新機構(UKRI)が共同出資する太陽光パネルリサイクルの研究プロジェクト『APPOLO』では、プロジェクトによる最新の研究成果を公表しています。
EIB(欧州投資銀行)は、太陽光パネルリサイクルに取組む(仏)ROSIに対し、商業用リサイクルプラント建設のため約2,000万ユーロの融資を計画しています(総プロジェクト費用:約4,100万ユーロ)。
シンガポールで電子廃棄物などの処理を行うKGSは、シンガポールで初めてとなる自動太陽光パネルリサイクルを導入したと報じられています。
(印)Malaviya Solar Energy Consultancyは、(独)LuxChemtechが持つの太陽光パネルのリサイクル技術で独占的なライセンス契約を締結したと報じられています。
豪州の研究者らは、オーストラリアでの小規模太陽光発電システム利用者の95%が平均20.4年で早期に交換する見込んでおり、保証期間30年から10年早い廃棄により太陽光発電設備から廃棄物の大幅な増加の可能性を指摘しています。
バングラデシュ・豪州の研究者らは、気候変動対策として年間3.4TWの太陽光発電の導入には、現在の世界生産量の5倍以上の年間約42万トンのアンチモンが必要だと推計しており、リサイクルを進めるなど資源制約への早急な対処が必要だと指摘しています。
英国の研究者らは、使用済太陽光パネルからの選択的な金属回収にバイオリーチングが有望な代替手段だとしており、経済的に実現可能な開発が必要だと指摘しています。
豪州の研究者らは、使用済太陽光パネルからの銀回収としてフローテーション(泡による浮選)を組合わせることでり90%以上の回収率を示したとしており、従来の酸浸出法に比べて試薬使用量や廃液を大幅に削減できる可能性があると主張しています。
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