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JPEA:ソーラーウィーク2025開催、「リサイクル事業特別賞」を初表彰

一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)では、「ソーラーウィーク2025」を2025年11月5日から12日で開催すると発表しています。

開催期間中には「ソーラーウィーク大賞の表彰式」、「太陽光発電シンポジウム」や各種のセミナー・ワークショップなどのイベントが予定されており、太陽光パネルリサイクルに関するセミナーも予定されています。

セミナー1/「 適正処理・リサイクル 政策動向及び『取り外し~収集・運搬~リサイクルの現状と課題』

開催日:2025年11月10日(月)9:30~12:00

  • PVリサイクルをめぐる政策動向(環境省/経済産業省(資源エネルギー庁))
  • 太陽光パネルリサイクルの推進(東京都環境局)
  • 解体工事業者としての太陽光発電設備等への取り組み方について(一般社団法人東京建物解体協会)
  • 太陽光パネルスマート回収システムの概要及び太陽光パネルの収集・運搬にかかる課題について(公益財団法人福岡県リサイクル総合研究事業化センター)
  • 太陽光パネルリサイクルの現状と課題(株式会社浜田)
  • 太陽光パネル由来のガラスカレットの板ガラス向けリサイクルの取組状況・課題(AGC株式会社)

(注:講演タイトルは仮題)

開催方法:Zoomを使ったオンライン配信

参加費:無料

引用元:JPEA

各種セミナーはWEBでの参加が可能であり、太陽光発電の最新動向を把握するのにも良い機会です。
太陽光パネルのリサイクルを含む太陽光発電事業に関心のある方は、ソーラーウィーク特設サイトをご確認ください。

またソーラーウィークでは太陽光発電の普及拡大に資する取組みや事業、関係者を例年表彰していますが、リサイクル事業が太陽光発電事業のライフサイクルでの重要性から、今回2025年は「リサイクル事業特別賞」として4件が表彰されています。

  • 北海道空知郡南幌町(代表事業者:株式会社トクヤマ)
    『太陽光パネルの低温熱分解による高度リサイクル処理技術の開発と北海道における資源循環の確立へむけて』
  • 宮城県仙台市(代表事業者:株式会社宮城衛生環境公社)
    『太陽光発電事業の普及拡大を持続的に支える使用済みパネルのリサイクル施設の運営』
  • 愛媛県松山市(代表事業者:株式会社エヌ・ピー・シー)
    『愛媛県発 太陽光パネル リユース・リサイクル事例の取組み』
  • 福岡県北九州市(代表事業者:株式会社新菱)
    『熱分解及び高度選別処理による、太陽光パネルの板ガラスへのアップサイクルを可能とした高度リサイクル事業』


太陽光パネルのリサイクルのリサイクルへの重要性や関心が高まる中、今回の表彰により太陽光発電業界でもこれらの取組みへの認知・理解が進むことが期待されます。

参考資料