東京都は、サーキュラーエコノミーへ移行およびネイチャーポジティブ促進に資するファイナンスモデルの確立を目指し、これらの領域の国内スタートアップ等への投資に特化したファンド「循環経済・自然資本等推進ファンド」を創設したと発表しています。
サーキュラーエコノミー及びネイチャーポジティブの促進に向けたファイナンスモデル確立
持続可能な社会の実現に向けて、本ファンドの主な投資分野であるサーキュラーエコノミー・ネイチャーポジティブは、脱炭素社会への移行に向けた取組とともに国内外で重要性が高まっています。
一方で、本分野に係る国内のビジネス環境は黎明期にあり、市場の発展に向けては、さらなる民間資金の供給を促進していくことが重要です。本ファンドを通じてこれらの分野の発展に貢献する革新的なアイデアや優れた技術力を持つスタートアップ等の挑戦を後押しすることで、環境に配慮した持続可能な社会の実現への貢献及び民間企業と連携した新たなファイナンスモデルの確立を目指します。引用元:東京都
ファンドの規模は60億円で東京都が30億円、残りを民間が出資しており、将来的な目標規模は100億円で今後も投資家を募るとされています。
本ファンドでは、サーキュラーエコノミーに関連する事業として「太陽光パネルのリサイクル」も挙げられており、今後関連する事業への投資が行われるのか注目されます。