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新見ソーラー:廃棄太陽光パネルから新パネル再生

太陽光発電システムの販売を手掛ける株式会社新見ソーラーカンパニーが、廃棄された太陽光パネルを再資源化し、新しい太陽光パネルを製造し発電できることを確認したと報道されています関連トピック

同社の廃棄パネル処理装置は600度以上の過熱水蒸気を利用してガラス片、銅線、電池セル(シリコン、銀、アルミなど)に分解できる。年内に1号機納入を目指している。
今回、分解抽出した原材料について、オーダーメード太陽光パネル製造のタミヤ製作所(奈良県田原本町)でパネルを試作。そのうえで発電した。発電効率などを詳しく検証する。

引用元:日本経済新聞

廃棄された太陽光パネルから回収した材料を再利用し、太陽電池モジュールへ再生する取組みは欧州や中国などでも実施されており関連トピック①関連トピック②、太陽光パネルに関しても各国でサーキュラーエコノミー(循環型経済)の取組みが進んでいます。
政府は循環型経済の実現を目指す一方で、国内の太陽電池メーカーの多くが生産から撤退している現状もあり、今後どのような形での動静脈産業の連携が進むのか注目する必要があります。

参考資料