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エヌピーシー:太陽光パネル解体装置が欧州の産業廃棄物業者から採用

株式会社エヌ・ピー・シー(東証マザーズ:6255)が、ホットナイフ分離法による太陽光パネル解体装置がフランスの産業廃棄物処理業者に採用されたと発表しました。

太陽光パネルに関しては、使用後のリサイクルが世界的な課題となっています。欧州では、2000 年代初頭から固定価格買取制度の導⼊によりパネルの設置が進んでおり、既に使用済みパネルの排出量が増えています。
Soren(PV CYCLE France から名称変更)はフランスで使用済みパネルの回収・リサイクルを⾏っている組織であり、2015 年から 2020 年の間に 15,000 トン超のパネルを回収していますが、2021 年は少なくとも7,000 トン、2025 年には 20,000 トンのパネルのリサイクルを⾒込んでいます。このたび、Soren は排出パネルの増加に伴い、処理能⼒向上のため⼊札によって太陽光パネルのリサイクル処理業者を新たに 3 社選定しました。

引用元:(株)エヌ・ピー・シー

株式市場においても本ニュースが好感され、買いが入っているという報道もあります。

太陽光パネルの製造では、国内メーカーが中国メーカー等との価格競争に敗れましたが、今後需要が高まるリサイクル分野での国内企業の競争力に期待が持てる取り組みであり、今後の動向に注目する必要があります。

参考資料