太陽光パネルリサイクルの情報を掲載しております。
チヨダマシナリー：廃棄太陽光パネル分離装置「PVリサイクルハンマー」
新エネルギー新聞が、チヨダマシナリーの太陽光パネルリサイクル装置「PVリサイクルハンマー」に関する特集記事を掲載しています。本記事によれば「PVリサイクルハンマー」は廃棄太陽光パネルをシンプルかつ効率的に再資源化できる装置と紹介されています。
太陽光パネルからアルミ枠などを取り外す「アルミ枠分離装置」と、ハンマーでガラスとバックシートを分離する「ガラス分離装置」から成り、アルミ枠分離装置にパネルを据えると、自動でアルミ枠と端子ボックスが外される。次に枠を外したパネルを、ガラス分離装置のローラーコンベアに載せる。パネルは接着剤を剥離しやすくするため、ヒーティングされながらガラス分離機に送られる。ガラス分離機内のハンマーでガラス部分が破砕され、カレット上の大粒のガラスとして回収される。
引用元：新エネルギー新聞
分別されたガラス、アルミは再資源化され、バックシート類も銀など有用物質を取り出す研究が進んでいると紹介されています。
太陽光パネルリサイクル装置は既に数社が装置の販売を進めています。今後新たな選択肢が増えることは中間処理業者や排出事業者にとって好ましい状況であり、業界の技術開発・競争が更に進むことが期待されます。