再生可能エネルギーや電力小売り事業などを手がける株式会社Looopは、アフリカでエネルギー事業を展開するBboxx Kenya Ltdと、ケニアでの太陽光パネルリユースの実証実験に向けた基本合意書を締結したと発表しています。
発表によれば、Looopが国内で回収・検査したリユースパネルをケニアのBboxxが現地で施工運用・保守を行い、将来的には現地での回収・リサイクルを目指すとされています。
■実証実験の内容
本実証の大きな目的は、日本の商用基準では取り換え時期を迎えたものの、依然として発電能力を有する太陽光パネルを、ケニアの家庭や学校、診療所、給水所といった場所で、貴重な電力源として役立てることにあります。将来的な事業化を見据えた先行ステップとして、まずはLooopが所有する太陽光パネル(最大500枚・発電量:0.3MW相当)をケニアへ提供します。
輸出にあたってはLooopが事前に性能検査を行い、品質に問題がないことを確認した太陽光パネルのみを厳選します。現地での太陽光発電設備の設置や修理といったメンテナンスはBboxxケニア社が担当し、両社が費用を負担して寄付することで、電気が届いていない地域の人々へ、二酸化炭素を出さない太陽光由来の電気を届けます。
引用元:Looop
太陽光パネルのリユースに巡っては不適正輸出の可能性が指摘される中、現地企業との協業によるトレーサビリティの確保と将来のリサイクルまで視野に入れた取組みであり、現地での持続的な普及につながるが期待されます。