切削加工などを手掛ける株式会社Swingは、新潟県燕市がおこなう助成制度(開発補助金)により、太陽光パネルのセル・バックシートの熱分解炉によるマテリアルリサイクルを開発したとされています。
太陽光パネルセルバックシートの熱分解炉によるマテリアルリサイクル
【商品の概要】
◆セルバックシート≪ガラス除去≫
廃棄された太陽光パネルのセルバックシートは微小なガラスが付着しており、完全除去が難しい状況です。そのまま熱分解処理を行った場合、熱分解炉の損傷リスクが高まり、熱分解処理後の残渣品質にも悪影響を及ぼします。
新しく開発したブラスターマシンによりガラスのおおよそ完全除去が実現し、高効率の熱分解処理を行うことが可能となりました。◆セルバックシート≪粉砕後≫
引用元:燕市
セルバックシートを裁断せずそのままの姿で熱分解処理を行う場合、1回の処理量が限定的となり非効率となります。1回あたりの処理量を増やすため粉砕処理を行うことが必要と判断しました。
ガラス除去後のセルバックシートを2軸破砕機によりセルバックシートを細かく破砕し、熱分解の処理効率が向上しました。
太陽光パネルからガラスを分離したバックシート・セルの多くは、セル表面の銀を中心に金属類を回収できるため精錬業者に有価売却されています。
バックシートなどの樹脂は精錬工程での助燃剤となるものの、精錬業者側はより銀濃度の高い原料を求める声もあり、部分最適ではなくリサイクル全体での経済性・効率性を考慮したシステム構築が求められます。
太陽光パネルからガラスを分離したバックシートおよびセルの多くは、セル表面の銀を中心に金属類の回収が可能であることから、精錬業者へ有価売却されています。
一方で、バックシートなどの樹脂は精錬工程において助燃剤として機能するものの、精錬業者側からは、より銀濃度の高い原料を求める声もあり、部分最適にとどまらず、リサイクル全体の経済性・効率性を踏まえたシステム構築が求められます。