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政府:大規模太陽光発電事業に関する対策パッケージを発表

政府は2025年12月23日に『大規模太陽光発電事業に関する関係閣僚会議』を開催し、の大規模太陽光発電事業(メガソーラー)に関する対策パッケージを閣議決定しました。

(石原環境大臣2025年12月23日閣議後記者会見)

気候変動への対応に加え国富流出の抑制やエネルギー安全保障の観点から再エネの最大限活用していくことが重要とされる一方で、導入が急速に拡大した太陽光発電では様々な懸念が発生しています。
地域共生が図られた事業は促進する一方で、不適切な事業に対しては厳格に対応する必要があり、関係省庁連携により速やかに施策の実行を進めるとして、メガソーラー(大規模太陽光発電事業)に関する対策パッケージが取りまとめられています。

(引用元:内閣官房)

太陽光パネルの廃棄・リサイクルに関しても、実効性のある運用・制度整備を進めるとされており、技術開発や設備導入等への支援も行うとされています。

○太陽光パネルの適切な廃棄・リサイクルの確保【環境省、経済産業省】
・2030 年代後半から大量排出が見込まれる事業終了後の太陽光パネルについて、適切な廃棄、リサイクルが確保されるよう、既存制度の厳格な運用及び実効的な制度整備を進める。あわせて、リサイクル費用低減に向けた技術開発や、リサイクル設備の導入等への支援を行う。

引用元:内閣官房

今回の政策パッケージには太陽光パネルのリサイクル義務化に関する直接の言及はされていませんが、今後適切な廃棄・リサイクルの確保に向けて改めて議論されることも考えられ、今後の政策動向に注目する必要があります。

参考資料