太陽光パネルのリサイクル装置の開発・販売、リサイクル事業などをてがける株式会社エヌ・ピー・シーは、ガラスが割れた太陽光パネルに対応するリサイクル装置の提供を開始すると発表しています。
■ ■ 新製品とその特徴
引用元:エヌ・ピー・シー
本装置は、災害や運搬中の衝撃などでカバーガラスが割れてしまった太陽光パネルに対して、特殊な機構を使用してガラスをかきとることでガラスとセルシートと分離する装置です。分離後のセルシートへのガラス付着率、分離後ガラスへのセルの混入およびEVA付着量について、業界内で従来から使用されてきた破砕等の処理方法よりも優れた結果を出しています。
同社は太陽光パネルのリサイクル装置として、ガラス分離装置(ホットナイフ分離法)、フレーム・J-Box分離装置、およびEVAスクレーパー(関連トピック)をリリースしており、4種類目の製品ラインナップとなります。
太陽光パネルのリサイクル装置が全国で導入が進む現状で、今後の制度化やリサイクルに求められるニーズは刻々と変化しています。
リサイクル業者だけでなく、メーカーにおいても顧客価値向上や差別化に寄与する装置・システムの継続的な開発が求められます。