静岡県では、政府による使用済太陽光パネルリサイクル制度の法制化の動向も踏まえ、関連主体による「使用済太陽光パネルに関する研究会」を立ち上げると発表しており(関連トピック)、第1回研究会が2025年7月18日に実施されています。
第1回研究会では、環境省担当者により「太陽光パネルリサイクル制度」や「再資源化事業等高度化法による認定制度」についての講演の他、県内の産業廃棄物処理業者等へのアンケート結果が公表されています。
本調査は、2030年代後半以降に使用済太陽光パネルの排出量増加が想定されている中、県内の処理業者の使用済太陽光パネルの処分実態、事業参入予定、認識、ニーズ等を把握するために実施したとされています。
調査結果で
潜在的に多くの事業者が太陽光パネルのリサイクルの事業を検討しているものの、処理後のガラスの再生ルートが大きな障壁になっています。
国による審議会などでも、ガラスのリサイクルが課題として議論されており、企業の取組みに加えて国・自治体による支援が求められます。