太陽光パネルリサイクルの情報を掲載しております。
セントラル硝子：太陽光パネルカバーガラスの水平リサイクルを開始
セントラル硝子株式会社のグループ企業であるセントラル硝子プロダクツ株式会社では、太陽光パネルのリサイクルガラスを原料の一部とする網⼊り磨き板ガラスの試験⽣産に成功し、6⽉より継続的な⽔平リサイクルを開始したと発表しています。
これまで、カバーガラスの板ガラス向けリサイクルは、品質要件が厳しく実用化は困難とされてきましたが、CGPにおける成分分析とガラス溶解窯の操業管理の精度向上および投入量の最適制御により、継続的な実用化に成功いたしました。 2025年度のリサイクル量は300トンを想定しており、今後カバーガラスの回収拠点を増やし、より多くのリサイクルを推進してまいります。
引用元：セントラル硝子
太陽光パネルのガラスの水平リサイクルは、板ガラス製造時のCO2排出や最終処分量の削減が期待でき、循環経済への移行が求められる中で、今後も大手ガラスメーカーによるリサイクルの進展に期待が集まります。
参考資料
- セントラル硝子株式会社：太陽光パネルカバーガラスの水平リサイクルを開始
- セントラル硝⼦プロダクツ株式会社：太陽光パネルカバーガラスの⽔平リサイクルを開始
- NIKKEI GX：AGC、太陽光パネルから板ガラス 水噴射で接着剤処理