韓国の太陽電池モジュールメーカー「ハンファ」の日本法人であるハンファジャパン株式会社が、太陽光パネルのリユース・リサイクル事業を開始すると発表しています。
産業廃棄物の広域認定制度を活用し、自社製の使用済太陽光パネルの回収から適正処理までを行う予定とされています(関連トピック①)。
このたびの太陽光パネルのリユース・リサイクル事業は、太陽光パネルメーカーの広域認定制度※³を活用し、ハンファジャパン製の使用済み太陽光パネルの回収から適正処理までを一貫して行うサービスを提供予定です。本制度に基づきメーカーが一括で取りまとめることで、ご購入者の皆様は個別に収集業者やリサイクル業者を探す手間が省け、不法投棄などのリスクを回避し、安心して回収処分をお任せいただけます。また、全国的なネットワークを構築することにより、効率的な回収・処理体制を実現し、コスト削減にも繋がります。
引用元:ハンファジャパン
ハンファQセルズでは韓国や米国でもリサイクルを進めており(関連トピック②、関連トピック③)、今後日本でもリサイクル業者と提携を進めると思われます。
国内パネルメーカーの生産撤退もあり、一部メーカーを除き国内メーカーによるリサイクルの取組みは進んでいません(関連トピック④、関連トピック⑤)。
今後、海外パネルメーカーによるリサイクルへの取組みの進展が望まれます、